2016 JCG Grand Finals 日記 by PSiArc

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時間なんかはちゃんと覚えてなくてだいたいで適当に書いてるところも
帰ってから記憶のトレーニングとばかりに思い出して書いてたけど
風邪の症状出始めて半端に書いたまま眠らせていたもの。
オフラインの主観的体験が知りたい人はどうぞxd


3/??

細かいスケジュールがわかったころには格安航空券の購入などはもうできず、
それではバス+新幹線の陸路で行くよりも片道1万円近く高くなるので、
交通費の大部分が支給されるとはいえ流石に引け目に感じるなぁどうしよう、と悩む。
けっきょく「集合時間10時に対して試合開始予定時刻が18時と遅くなるので当日に飛行機で行くよりも陸路で前泊させてもらったほうがギリギリまで寝ていられて楽かもしれない」と考えて陸路を選ぶ。

ちなみにだいたい東京と自宅との移動にかかるのは航空機だと片道3時間半で2万6千円、バスと新幹線の陸路だと片道6時間で1万7千円くらい。往復でこれが倍される。


3/11(金) 早朝

最初は前日夜に普通に寝て、朝早く起きて練習してから行こうとも思ったのだが、高速バスと新幹線の長い移動時間で多少は寝れるはずなので短めの睡眠でいいやと思い練習を優先することにした。
ラダーでどうにも調子がでないので、とにかく直前までプレイできるだけプレイしていたいと思って深夜までゲームをこなすがうまくいかない。
Vaisさんも比較的真剣に仕上げに入っていたのかVaisさんのラダーレート帯も上昇していたし、ラグのない環境では普段より良いプレイを見せられるのだから……と負けを予感する。
「やっぱり今の俺は下手なんだ、下手を覚悟のうえで出来ることをしよう」と考え、とにかく移動中に考えをさらにまとめられるような情報を頭の中に入れておくことに専念した。


路線バス

最初の10分くらいでもう酔いそうになる。フラフラで高速バスのチケットセンターへ到着する。


高速バス

きっちり宛名書きしてもらった領収書を確実に用意できるように最初から窓口購入するつもりだったのだが、ここでトラブル発生。
下調べのときに地元だからと油断して適当になっていたようでバス停1つズレて時刻表を覚えていたらしく、チケットを買って領収書をもらったあとのんきに歩いていたら
「もう30秒ないから急いでください!」と窓口の職員さんに焦った声で叫ばれ、荷物を抱えて必死の形相で全力ダッシュして間一髪間に合う。
規則的に出発時刻が過ぎたら紙切れなので本当に間一髪である。
とても恥ずかしい光景のはずなのだが、むしろ自分の中では恥を感じるというよりも
「こんなボロボロにミスしても何とかなるとか滅茶苦茶ツイてるしこりゃ幸先いいな」
とか
「世の中人に助けられるもんだなぁ」
と感じて機嫌が良くなる。
このとき大仰天したおかげで、酔いが消えるというおまけつきである。

なお、10分後にはまた酔い始めた。

出発当初は移動中はずっとマスクをしておくつもりだったが、息苦しさとほのかなマスクのにおいでさらに酔いが悪くなることに気付き、酔いを抑えるほうが優先だと考えて外す。
だが正直帰ってきて長引く風邪に困らされたので、やはりマスクをして耐えたほうがよかった。
その点会場でもずっとマスクをしていたVaisさんは有能である。
その後は体の安定するポジションを見つけてウトウトすることで酔いに耐えた。
椅子を遠慮なく倒せる最後列の席だったのが幸いだった。
出発から1時間くらいたったところで急に前の人の横倒しになった後ろ頭が窓際に現れてぎょっとする。
やがて前の席の人が隣席が空いていることを利用して上半身を真横に倒して寝てしまっていることに気づいて少し笑ったが、
ひょっとして俺が足元に荷物を置いたまま寝ていたせいで椅子を倒しづらかったのではないかと思って笑いが引っ込む。
最終的に空いている隣席も使って横になっていたし、よくよく見れば席を倒すことはできたはずだったのでまあ大丈夫だろう。

新幹線

窓口で並んで領収書をもらうが、領収書の様式について少し要件と異なる部分があり、疑問がわいたので並び直して尋ねることになってしまった。
結果的にそのままで問題ないだろうということで立ち去るだけになったが、
万が一なにか間違いがあって一番高額の交通費が支給されなくなるような事態を考えると正しい行動だったといえるだろう。
久々に乗る新幹線。バスなんかと比べて圧倒的に静かであることに驚く。
流石に出発後1時間くらいして速度を出し始めたらそれなりにうるさかった。そりゃそうだよね。
ともかく俺は電車や新幹線の揺れには比較的強く酔いの心配がないので、
ここで手帳にザーグのビルドを思い返してまとめつつ頭の中で偵察タイミングや対応をイメージ開始する。
ゲーム数を稼ごうとして諦めが早くなりすぎていて中盤以降も粗くなっていたので、
中盤のドロップを引かせるタイミングや入れ方、攻めるときのマイクロの手順なども整理しなおした。
特に取ってはいけないオーダーについてはよく考えた。
マップごとに強いオーダーに弱いオーダーは取ってはいけない、ラッシュに弱いオーダーも基本的に取ってはいけない。
もはや技巧を上昇させることができない以上、オーダー選択の合理性や偵察のキレをブーストするしかない。

19:00

東京についたあと電車などで移動し写真撮影スタジオ入り。

夜にさしかかった品川の人の流れの多さに少し戸惑う。人の川だった。
道中あちこちで「手書きの領収書と交換してもらえますか?宛名は~でお願いします」というやり取りを繰り返す。
最初に話しかけるときはこんな小銭でいちいち領収書を求めては嫌な顔をされるんじゃないかと少し気が引けたが、どの駅員さんも気安くいいですよと頷いてくれてすぐに慣れる。



最寄り駅からスタジオまではわかりやすい道で迷わなかった。
先客が大量にいたのでこれは今入っていっていいものかと迷い、とりあえず挨拶だけして引っ込んでみたところでJCGの方が出てきてくれて中に入る。
後になって考えればあまりにも言葉足らずな挨拶だったのでよく察してくれたものだと思う。
この時俺とほぼ同時にすごいイケメンがきたので誰なんだろうと思ったが後で調べたらDeToNatorのYukiStyleさんだった。
DeToNatorのCS:GOチームはあるびおんさんが昔FPS時代にちょっと一緒にプレイしたことのある人がいて昔の時点で滅茶苦茶センスがあったし上手かったと聞いたので
一時ちょっとチェックしていたのだがその時にはいなかった人だったのである。
とりあえず自分は最初に状況把握にもたついていて色々遅くなったので彼のあとでスタイリストさんにスタイリングしてもらって撮ってもらうことに。
櫛を往復させて毛束を作る手際良すぎて一瞬で形が整っていってちょっと笑ってしまった。
鏡を見ていたら寝不足で目がかなり赤くなっていて「あーやっちゃったなーヒゲも昨日そったとはいえ今朝忘れちゃったし余裕なさすぎだ」と反省を感じる。


3/11(金) 夜20時

スタジオからホテルへ
とりあえず一番楽そうなバスを調べていたつもりが逆方面へのバス停を覚えてしまっていたようで、
しかも道路の反対側にあるようなわかりやすいバス停ではなかったため20分くらいさまよったあげく結局わからず
仕方なく地下鉄で向かうことにし、無駄に遅くなってしまう。
チェックインに向かうと、俺の前後に大勢の宿泊予定客が。その全員がJCG出場選手だった。全員が「JCGの○○です」という宿泊のために教えられた呪文を唱えていた。
俺の前にいた数人は「これ恥ずかしいわ」「お前先行けよ」とウブなやり取りをしていたが、俺はどうでもいいから早くしてくれないかなぁと思いながら漂う青春の香りに頬を緩めてもいた。
受付があき俺の番がきた。女性フロントさんが説明の一部がうまく言えずに何度か言い直して、徐々にお互いに笑いがこらえきれなくなっていくという楽しいチェックインになった。

チェックインを終えたあと少し休んで食事を食べに。駅からホテルへ向かう途中で飲食店が並んでいるのを見たのでその中で最も直感に訴えてきたおいでんやに入る。
餃子は微妙だったがラーメンは中々。もう1軒太陽のトマト麺にもたいへん心が惹かれたのだが、
店の前でメニューを見ていると謎の外国人が変なジェスチャーでよくわからないことを言ってきたので気味が悪くなって少しためらってしまった……
よく考えたら店に全く関係ないのでどんな判断だせっかくの選択肢を無駄に捨てたのか。


ホテルに戻ったあとは「いくらプロでもひどい写りになってんじゃねえかなぁあれ。だいたい在庫がなかったとはいえユニフォームなしでダサい私服ってどうよ」と一瞬落ち込むが
そもそもそういうところは俺の強みとするべきところではないので「まいっか」となる。そんなことより少しでも明日の試合のイメージトレーニングをしたうえで少しでも疲労回復に努めたいのだ。
ここで一応持っていたボロい安い古いの三重奏を奏でしクラシックなノートPCを取り出してTwitterを更新するなどするがついつい見すぎてしまって時間を無駄にしたうえに目が冴えてしまったので完全にアホであった。
とりあえずそれでも6時間くらいは寝れるはずだと横になるが、結局1時間少々で汗をかいて起きることを繰り返してしまう。
しかも頭の中でスタクラにも現状にも関係のない謎の会話(誰かのものだったり自分が混じっていたり)みたいなものがずっと流れていて、現実に考え事し続けているのと夢との区別がつかず寝た気がしない。
こういう変な夢は普段家で考え事をし続けたあとの睡眠でもよくあるパターンなのだが、脳の記憶の整理には関係ない事象にまつわる記憶も引き出さないといけない性質でもあったりするんだろうか?

けっきょく寝不足のまま朝を迎えてしまった。鏡を見ると目は昨日にもまして真っ赤に充血している。
しかもアゴを開けた時に耳の奥か奥歯かアゴの関節かよくわからない位置にかなりの痛みが走る。飛行機に乗った時にやる耳抜きをすれば痛みが一気に薄れることがわかったが、不安材料は多い。
もはや出発時間も近く、10分や20分寝るようなあがきもできそうにない。遅刻の危険が出て焦ることのほうが心を疲れさせてしまって良くないだろう。
個人的経験上の話だが怒ったり感情を高ぶらせたりするとすぐに眠くなったりしやすい。そういう意味で心の消耗が激しい。マイペースに落ち着いた態度でいると脳が長持ちする。
なんにせよ過ぎたことはもう仕方がない。ただ覚悟を決めようと考えた。
ここまできたらどんな状態でもやるしかない。寝不足だからダメだと最初から考えているのは誰も得しない半端な逃げだ。今後の大会でこれより悪いコンディションで望むことがないとも限らない。
もしそんな事があればここでの『逃げ』は響く。逆に無理やりにでもなんとか納得できるプレイを出せれば貴重な自信と経験を得られるはずだ。


最寄り駅の新豊洲から会場の豊洲PITへ向かう。ひとまず最寄り出口の北口まで辿り着くと、そこからはもう会場が見えていた。
事前の連絡で「周りに何もないので飲み物やおやつなど必要であれば道中のコンビニなどで買っておいてください」と言われていたが、本当に周りには何もなく見晴らしがよかった。

3/12 朝9時45分

選手集合時間の15分前くらいに会場に着くことができた。会場の前には関係者らしき人がいたので話しかける。
「JCGのSC2部門の~」と途中まで言ったところで「あ、どうぞ」と言われ中に入れてもらう。
入り口すぐに受付コーナーというのがあったが、どうも日本選手権のほうの受付のようだし、事前に聞いていた話ではサイドステージAまで直接向かうということになっていたはずだ。
受付を無視してさらに奥へ進むための入り口を探す。忙しそうに走り回るまつじゅんさんが前のほうからやってきて、お互いを認識しているのか曖昧なくらいの挨拶をかわしてすれ違う。
「このへんの扉のはずだ」と思ったところで、そのままもう一人見覚えのある男性がやってきて、すれ違いざまに声をかけられた。
???「あっ、ひょっとして昔……なんでしたっけあの大会」
「あっ……(なかなか名詞が出てこない)……ジャパンカップの!」
???「スタクラの方ですよね!」
「あー!(サッカーゲームの……)」
???「僕FIFAの」
「あー! 懐かしいなぁ……」
そう、彼はかつてeスポーツJAPAN CUPのFIFA部門で優勝したこともあるjengamanさんだったのだ。
もう最近は運営側に回っているという話を聞いて時の流れを感じつつ、しんみりとした気持ちになった。

集合場所に向かうと、JCG運営のChrotokiさんがいて、まだゲーミングギア置き場などは決まっていないからしばらくこのへんで待っていて下さいとのこと。
限界では3000人以上も入るという広い会場に響き渡るリハーサルの音響に気圧されながら、あたりを眺めながら待っていると、背後から聞き覚えのある声が飛んでくる。
振り返ると果たしてそこにはVaisさんがいた。
この時俺のテンションはクライマックスを迎えることとなる。
「ああああああー!あのVaisravanaさんだー!! ぼっ僕のザーグリングぬいぐるみにサッサインしてください!!って持ってなかったわー!」
かなりキツイテンションである。人は寝不足だと実質徹夜のテンションになることができる。普段の配信がいかにダウナー系であったとしても。
やることも特にない二人で韓国内の公式戦は全部テランが勝ち越してるけど感覚的には未だにP>T>Z>P>T>Z感あるよなぁなどとスタクラ話をしていると、
StanSmithさんと遭遇して最近のスタクラはあまり追っていなかったというのでベータ以降のバランスやありがちな展開を話したり、
harunoとかいうやつと遭遇して雑談したあと去り際に後ろからスネを蹴られたので「この野郎ォォォォ」と本気で3,4メートル追いかけてみたりした。
そうこうしているうちに我らがnazomenさんと合流に成功する。
他愛のない雑談をし、ざーぐりんぐぬいぐるみを抱えた写真を撮ってもらったりしたあと、俺の目には縁起物だと名高いnazomenさんのお腹しか見えていなかった。
俺は許可を得ることすらなくごく自然に手を伸ばし、nazomenさんのお腹に何度も触る。
俺は迷信を嫌い合理と科学を優先すると心に決めているはずだったが、やはり人間は不安になると信仰にすがるものなのである。
失礼であってもいい、迷信であってもいい、勝ちのためならなんでもする!それが再誕・俺の信念だ!

3/12 朝11時

3席・横2メートルに収まりきる今日のスタクラ勢でしばらく話していると、会場の真ん中のテーブルで交通費の申請書受付が始まっていたので済ませに行く。
距離が長く領収書も多いので申請書の記入に少し時間がかかるが、二人も特別することがあるわけでもないので元と同じ場所で待っていてくれた。
スタッフとして働くStyleさんとも遭遇するがさすがにかなり忙しそう。それからしばらく
「会場の音響がすごすぎてうるさくて逆に寝やすいかも」
「やっぱり2リットルの水ペットボトル(俺の所持物)をコンビニの袋に入れて持ち歩くのはあまりにもなビジュアルだね」
などと他愛もない話をしていたが、そろそろnazomenさんが席を離れて状況を探りに行ったり戻ってきたりを繰り返すようになり、
時間がすでに押し始めていることからリハーサルがなさそうなこと、セットアップなどもまだまだ先になりそうなことが明らかになる。
急にENZAさんが現れたと思ったら「俺選手だよ」と言い出したので何事かと思ったらCS:GOのチームに助っ人に入っていて今日の大会に出ると聞きVaisさん共々白目をむく。
いや、なんか前に助っ人するみたいなツイートしてたのは見たけどさぁ。
そしてスタイルさんからデイクラフト賞品のヘッドセットを受け取る。

3/12 12時

やがてお弁当が届いて順次受け取り始めているという話、「多分あっちの建物に食べれる場所ありそう」という話を聞いたため、
nazomen隊長率いる弁当食べ隊一行は会場裏手にある建物へ向かう。
机のうえにずっしりと積み重なったお弁当といくつかの部屋の存在に、静かな食事を予期して希望が高鳴るが、誘導されて進んでいくと妙な既視感に襲われる。
そう、誘導されつつ「ここ入って食事してもいいですか?」「ここはー無理だと思います」を繰り返しているうちに1周して会場に戻ってしまったのである。
選手はみんな普通に会場の席で食べていたので俺達もそうすることに。幸い席には余裕があったのでうるさいこと以外に問題はない。
黙々と食べる。途中でnazomenさん一人だけ中身の違うお弁当を渡されていたことに気づく。
食事が終わったあと俺はマイペース作戦を実行するべくハブラシセットを持ってトイレに向かうが、思ったより人の流れが多くさすがに本当に歯磨きをするのは躊躇する。
とりあえずうがいをしたらだいたいスッキリしたのでそれで良しとして退散することに。歯にしぶとく挟まってなくて幸いである。


さてお弁当も食べ終わったがセットアップは6時が過ぎてからになるだろうよ、どうするよ、と話していると、時間までに戻ってくるなら少し外に出るのは良いという許可が出たため、
nazomenさんの発案でとりあえず本当に周辺に何もないのか散策しにいこうということになり、荷物を置かせてもらえそうな場所を探して身軽になって出かける。
澄んだ空気の中で体を冷やさないようにコートをしっかりと締め、使用期限間近のホッカイロをポケットの中でもみほぐす。
大回りに道をめぐっていると、空っぽの高層ビルや建設中のビルだけがいくつも高く佇んでいる世紀末的な光景が流れていく。
会場を出てすぐのところに小さなカフェやら飲み物の屋台のようなものを見つけたものの、その後は店のようなものは見つからない。
豊洲にいけば色々あるけど新豊洲の周りには本当に何もないんだなと結論しながら、駅を渡るのはリスキーだし、と会場へ戻ることに。

3/12 13時

会場に戻ってからはもはや6時の試合まで出来ることは何もない。
競技が終わったあとも最後の表彰式までは残らないといけないから、
「試合が終わったあと8時台とかにみんなと一緒に晩ごはんを食べに行って、最後の表彰式までに帰ってこよう」と許可をもらい計画を立てたうえで
二人と会場真ん中の休憩席を確保し、体力温存の構えに入った。
俺は最初のうちこそ会場のあちこちを見ていたものの、やがて机に突っ伏しで休み始める。
久しぶりに会うスイニャンさんがやってきたり懐かしのBactさんがやってきたりと、知人が現れるたびに起き上がって会話したり写真を受けたりするものの、
そういう合間には机の上に突っ伏すことを繰り返す。
そういったことを続けているうちに、本当には寝れそうにないけれど、
実際突っ伏して起きた直後は少しスッキリしていること、
長く突っ伏しても大差なさそうということがわかってきて、試合前にちょうど上手くちょっと休めれば意味あるかもなーという結論にいたる。
以降机に突っ伏したりぷらぷら歩いたり雑談したり突っ伏したりを繰り返す。
会場内にある自販機がペットボトル1本300円だったりしてやけに高く、
会場の外に出て少し歩けば130円くらいの普通の値段の自販機もあるものの手間だし、2リットルペットボトル最強説が持ち上がる。

3/12 16時

「まだ○時間あるで」という話題が定番化する。
スタクラがさらに予定より遅れそうだという話が流れる。
BF4の会場に人がいすぎて荷物置き場にたどりつけず、2リットルペットボトルはやはり最強ではなかったことが明らかになる。

スタッフさんが使っていたPC群が空いているのを見つけて、練習させてもらうことは可能か?という思いつきの交渉をnazomenさんとし始めるが
SC2エリアのPCではないためSC2がインストールされておらず、ダウンロードで回線を圧迫する危険はおかせないので申し訳ないが無理という返答。
俺も結局どれだけ練習できるかを考えると明らかにリターンに見合わないリスクだと思ったのであっさり納得する。

その後スイニャンさんから「韓国とかのやり方を見てるとPCを複数用意しておいて次の試合の選手がもうセッティングやウォームアップを始めるようになってる」という話を聞く。
事前に問い合わせて用意してもらえないか掛けあっておくべきだったんじゃないかなと言われて「昔JAPAN CUPなどでそういう環境が整っていた時期もあったし、久々のオフラインだからなんとなく聞くのを忘れていたけど確かに」と同意するが、
言ってから「練習環境に関しての質問も一瞬よぎったことはあったのに聞かなかったよなぁ」ということも思い出す。もちろん理由としては「練習に集中したい時期にあまりあれもこれも問い合わせして時間を使うことになるのは嫌」だとか
「現場でその通りになるとは限らない」「どっちみち自宅から出発以降は練習できないという方向性で仕上げる予定だから関係ないのでは?」「疲れていれば練習環境がないほうが得なくらいでは?」といった考えもあったが
現実的に海外の大会に行った時にどうなるかを考えると、現場でのコミュニケーションはすぐに理解しきれず聞き返しまくってコスパが悪くなることが予想されるから事前に事細かに問い合わせするはずであるし、
必要な問い合わせ項目を把握して要領をよくするつもりで聞いておくべきだったかもしれない。

3/12 17時

懐かしのHOUKOUさんが登場する。決してこちらに当ててこないニセパンチを逆手にとって当たり屋しに行く。
初めてGorbachovさんと遭遇する。最近オフレース時にハマってるプロトスのアホなオーダーを教える。
誰かが何か言ってくれたのかBF4の観衆が荷物置き場への道を綺麗に開けてくれており、2リットルペットボトル最強説が復活する。

HyperXのコンパニオンガール的なお姉さんがやってきて「よろしければアンケートにご協力ください」とタブレット端末を差し出してきたので
「うわ週の平均ゲームプレイ時間という項目が……考えたくないなぁ」などと言いつつ答えたところHyperXのリストバンドがもらえた。
左手首のクッションとなるものを常に使っている俺としては大変おいしい粗品。

Ganahalさんが登場。やよいちゃんかわいい!と話しこの世の真理に至る。

スタクラがもっと遅れそうだという話が流れる。
Vaisさんが何やら国際色あふれる人たちと話していると思ったらMerrysheepさんやFuZZ関係の人のようで軽く挨拶しつつ机に突っ伏す。
ZergやProtossのアイコンのネックレスを手作りしたという話を聞いて起き上がり見せてもらい「よくできててすげえ」と思いつつ突っ伏す。

3/12 18時

トイレに行って帰ってくるとmatsujunnさんとVaisさんがなにやら深刻な顔で話しているのを見かけ、不安に思って駆け寄ると

「入場時に年齢制限していないので、法律上22時になると会場を締めなければならなくて、遅くなりすぎると会場から人を払ったうえで続きは配信で、という形にしなければいけません。
必ずそうなるというわけじゃないです。多分大丈夫だと思うんですが、可能性がある以上は耳に入れておかないとと思って」

といった感じのことをmatsujunnさんから告げられるが、この時点ではまだ「念の為に言ってるだけ」という雰囲気があり、やはり7時台にBFが終わって8時かそこらには試合が始まるものだと俺たちは予想していた。

その後nazomenさんや他のSC2勢がテーブルに戻ってきて、今なら行って戻ってこれるだろうから食事に行かないか?と言われる。しかし2時間後に食事があると仮定するとここで食事すると絶対に厄介な眠気が襲ってきそう。
正直コミュニティ的には空気を読んで一緒に行くの一択だろうと思いつつも、感情に流されるにはコンディションの変化はあまりにも厄介。
1,2分悩むが「8時とかに始まると眠気がやばそうだし、やっぱりここで休んでおく。みんなで楽しんできて」と返答。一応昼に弁当を食べているのだからどうしようもなく腹がへることもないだろう。
Vaisさんも最初は行こうとしていたが、俺が断ったのを見て考えなおした結果やはり眠気を避けたいと思ったようで二人ともその場で休憩・待機を選択してしまう。

3/12 19時

まだBF4が終わらない。午後からBFのステージだけ異常に多かった人だかりは今も減ることがない。
HOUKOUさんがスマホでJCGのサイトを見てルールを調べようとするが
やったことのないゲームのルールはシンプルなルールページではまったく理解できず合掌、二人してワケ♪ワカ♪ラン♪の合唱。

3/12 20時

BFがいつまでも終わらないというあまりの不測の事態で、
話をするスタクラ勢がいっぱいいることもあり、
会話に興じてあまり突っ伏さなくなった。


3/12 20時半

ようやくBF4終了のめどがたつ。ここからSC2を続けてもセットアップなど考えると9時を過ぎるため、途中で試合を中断するような半端な形に絶対なるので、
ここまでに終わった競技だけで総まとめ的な表彰式を先にやってしまい、続きは配信ですることに。
だんだんもう終わらないんじゃないかと錯乱した認識すらあっただけに、試合が決まったことに妙な感動を覚える。

ふらりとやってきたENZAさんが「勝ち残ったから明日もある」とか言っていた。
「CS引退したから」「通用してるじゃん」「引退したから」「通用してるじゃん」というループ選択肢が発生した。
nazomenさんENZAさんとベータ時代の話やらでなぜか妙に盛り上がった。

3/12 22時過ぎ セッティング開始

表彰式も終わり、BF参加者のゲーミングギアも片付けられ、ようやくセッティングを開始できるように。
セッティングの主な項目はメモしてあるし、コードホルダーにどれくらいの余裕でコードをセットすればいいかも覚えてきている。大きな問題はないはずだ。

ゲーミングギアを接続しながらふと気づくと前の使用者がBF4のランチャーかなにかにログインしたままになっていて、
ピコンピコンとフレンドの誰々がログインしました的なメッセージがポップアップ表示されていたのでとりあえずスタッフさんに宣告した上でログアウト・終了させておく。
焦って撤収した結果のログアウト忘れは非常に起こりがちである。かくいう自分も試合が終わってHSの人に席を譲るときにランチャーのログアウトを忘れた気がする。

バトルネットにログインしようとすると見事にアカウントロックがかかる。SMSメッセージで解除コードを受け取れるように設定はしていたのですぐに解除。
キーボードが英語キーボードではなく日本語キーボード扱いになっていて記号などの位置が違ったのでスタッフさんに変更してもらう。今更ながら「そうか、Alt+Shiftで変えられるんだった」と思い出す。
Windows 10は使ったことがなかったのでコンパネなどのカテゴライズがいまいちわからず一瞬迷うが検索欄でマウスやキーボードの項目を無事に見つける。
キーボードを押しっぱなしにしたときの連打速度最短設定は昔忘れて苦い思いをしたので確実にチェックしておく。
適当にマイクロ用にDargleinなどのカスタムマップを開いて操作を試す。このとき椅子に凭れかかるとVaisさんのモニタが見えてしまったのでスタッフさんを呼んで敷居を増やしてもらう。
やはりロングゲームになった場合など疲れて凭れかかる可能性があるので見える状態は非常に危険だ。
マリーンスプリットなどしているとどうも右クリックが上手く反応しない時があるので症状を告げて再起動させてもらう。
結果的におそらく単にスプリットの途中に右クリックでユニットをクリックしてしまう誤操作があったため上手く移動が入らなかっただけだと判明したが、自分の操作の状態なども含めて把握できたのは大きい。
状態に気づいてからはミスも一気になくなったのでそのまま軽くウォーミングアップして終了。

そしてようやくマップのBANが始まった。単純にザーグの強いマップを蹴るか、自分の不得意なところを蹴るかだが、どんなザーグが相手でも蹴る候補はLerilakかSerasかPrionに絞られるだろう。
Prionのダブルゴールドザーグの爆発力は半端ないので鬼のように強いプレイヤー相手にはキック筆頭候補だ。
Poltは華麗に2ベースオールインを決めていたし俺も決めることがあるが、防がれるパターンは普通に存在する。
マクロゲーになるとドロップに力を注いで時間を稼ぎながらタンクラインがあってこれ以上攻められないというラインを作ることでゴールドザーグの強いタイミングを凌ぐ勝ちパターンを一応持ってはいるが、
ダメージを与えて資源差を潰せない限り辛いことになるだろう。
LerilakとSerasは一長一短だ。どちらも2nd前が広いから初期のLing floodの絡みやRoach Ravager Lingのオールインなどに安全であるためにはこちらのプレイが色々制限される。
その一方で、Lerilakは体格配置でなければ距離が短く攻めやすいというメリットがあり、Serasは横配置ならLerilakと似て攻めやすく、縦配置ならTankとエレベーターを使った攻めが強いというメリットがある。
しかしSeras対角の距離は非常に長いからマクロゲー必至になってしまう。そうなったとき勝てるかははっきり言って未知数だ。Seras縦のTankエレベーターも変なタイミングのプッシュとクロスカウンターになった場合が怖い。
結局俺は蹴るマップはSerasにして、Prionを残した。これは2ベースオールインをかなり意識してのチョイスだ。
なぜならPrion以外のマップは

  • Orbital shipyard
  • Dusk Towers
  • Ulrena
  • Lerilak Crest
  • Ruins of Seras
  • Central Protocol

で、Zが無難にプレイしていればあまりTの2ベースオールインは強くない。
Zからオールインしてくることを考えなかった場合、CentralやOrbitalは3rax reaperが考えられるが3raxだけでトドメを刺せるわけではないので10分ゲー。
Ulrenaも結局のところ序盤にお互い死なずにテランがタンクがたまるまで守る10分以上のゲームになる可能性は高い。
Dusk Towersは紛れも無いロングゲームマップだし、Lerilakもなんだかんだで10分以上のゲームになる可能性が高い。Serasはもっと長くなる可能性がある。
となるとオールインを偵察されにくく運ゲーに持ち込みやすいPrionは自分の体力が限界になっても数分でゲームを決めて
ある意味投げやりなビルドでも1ゲーム取れる可能性が他よりはるかに高いという意味で唯一無二だった。

こちらのSeras BANを受けて、VaisさんはOrbitalをBAN。一番厄介な地形かつ一番Reaperが問題となるマップなので妥当だ。
俺が1stゲームのマップを選択することになる。
1ゲーム目のマップというのは相手の出方を伺ううえでも重要だ。似たようなマップが残っていればそこでの戦い方を予想する材料になる。
1ゲーム目を自分に有利なマップで取れればスコアカウントでのプレッシャーにもなるが、相手の予想外のプレイに有利マップを落とすと一気に心理的にも不利に追い込まれてしまう。
最初のMap Veto時点で1st-5thの順番まですべて決めてしまうWCSなどのメジャートーナメント方式では自分から不利なマップを選ぶと不利マップが連続して一気に倒される危険性があるが、
今回は単純なルーザーズピックだから、あえて不利マップを自分から最初に選ぶというのも手としてなくはないだろう。

果たしてここで俺が選択したのはUlrenaだ。DuskとCentralはテランマップ、LerilakとPrionはザーグとして、Ulrenaはどっちだろうか。
Vaisさんと話していて聞かれたときは「得意でも不得意でもない、というか特殊すぎてどっちなのかわからない」と答えたが、実はどちらかというと得意意識がある。
確かにUlrenaは難しいなぁと思うような負けもよくあるので嘘というわけでもないが、
ダメージを受けなければ距離が短く攻めやすいところがテラン有利だと思っている。NXZが一時期「UlrenaとCentralでやるとオートルーズだ」と言っていたこともその認識に影響してはいる。

1ゲーム目 Ulrena

とにかくラッシュに対して一番安全でいたいマップだ。
逆にいうと序盤をラッシュディフェンスに絞ってしまえば対応は難しくない。
少し辛いのはタンク系に行ったらミュータに行かれていた場合などだが、適切な対応をすればイーブンに戦えるはずだ。
Reaperで偵察するとHatが遅いのを確認。Gas Poolだろう。これならReaperは殴ることではなく少しでも偵察情報を得ることを優先する。
偵察してもBaneNestやWarrenなどはないがガスを掘り続けているから怪しい。
だがWarrenをこれから建てるのではRavager完成までにあまりにも時間が必要になりすぎる。
Pool先の時点で警戒させているのだから、遅すぎるRavagerに行ったのでは自分から刺さらないようにしているようなものだ。
つまり遅れてBaneNestを建ててのBustかLairとSpireに使う可能性が高い。LairならNydusもあるが、Tankを出されたり早い拡張よりも軍量を優先されやすいここでNydusをするのはメリットに欠ける。
よってBane Bustに対応しやすいBunker、「封鎖壁から離れていてかつBarracksに密着していることで封鎖突破後のLingに囲まれにくく、SCVからの距離が近くて張り付きやすいBunker」を建てることにした。
これで封鎖を突破する前後でBaneが消えれば残ったZergingだけでは詰め切ることができなくなる。
そう考えていたらやってきたのはLing Queen Dropだった。そうか、確かにその可能性もある。Speedling upとオバロスピードと変異用のガス。オバロ4体変異させれば全部でしめて300ガスにも及ぶ。
だがしかしこのマップでやってくるとは思っていなかった。他のマップで使うことで意外性を突いてくる可能性のほうが高いと踏んでいた。
結果的にはBunkerがある位置がオバロドロップの最短着弾地点でもあったため、Bunkerが活きて非常に有利に返すことができた。
Hellbatを出すことでLingがTankに近づけないようなカウンタープッシュを入れることを狙ったが、オバロの残り物を使って時間を稼がれつつ資源を削られることが続く。
それでもLing Queen Drop後の内政がかなり細いものになるのは研究済みだったので有利をキープしていることは確信していて、不安はなかった。大きなミスさえしなければ詰めきれるはずだと考えた。

1ゲーム目終了後

まず先制できたことで頬は緩んだ。疲れの割にしっかりプレイできていることも嬉しかった。
それでも今までの敗北の経験が「このままいつかの時みたいに2戦目落としてズルズルいきたくないなら唇噛んで気合入れろ」と告げていた。
飽きるほど繰り返した油断や集中の欠如をまた繰り返すわけにはいかない。


2ゲーム目 Prion

マップ選択から仕掛けてきたな、という感じだ。勝負どころだと思った。
ゴールドを利用して5Hatまでの回転を異常に早くする可能性も考えられるし、ローチラベジャーなどで序盤からプレッシャーをかけてくる可能性も考えられる。
まずいちばん最初に警戒しなければならないのはガスプールなどの搦手でテランの2nd gold稼働自体を遅らせたうえで自分はダブルゴールドを回すような形だろう。
最初から偵察を入れたり2ndCCを坂上に建てて露骨に警戒してもいいがそれでオーダーパワーを落としては元も子もない。
とりあえず今回は「Overlordがどこかで止まって露骨にReaperを確実に見にきているようならLingを入れ違いにするためかもしれないから戻そう」と考えた。
いくらでもオバロ配置パターンやフェイクなど考えられる以上、論理的にあまりにか細い糸だが、たまになら大胆な消去法も欲張るために有効である。
序盤は大きな問題なく進んだ。ヘリオンを前に出したときミニマップでリングとすれ違ったのが見え、
安全策としては追いかけるべきだったのだろうが、Baneかもしれないけどただのリングかもなと思ってドローンを焼きに行かせてしまった。
結果Bane Bustがやってきて、封鎖を突破される。Baneを見た瞬間2ndのワーカーを最速で逃がす動きは冷静にできたが、封鎖し直すSCVを前もって外回りに動かす機転が足らず、またリングに入られすぎてしまいワーカーロストが手痛いことに。
正直これは落としたかもしれないなと思った。特にラッシュの兆候を見ておきながらクロスカウンターになって死亡したのでは精神的ダメージも入るな、と思った。
とはいえまだゲームは終わったわけではないのだからできるだけ足掻くしかない。
とにかくトドメをさされることを回避して、逆にそれを逆手に取れるようなドロップを入れられたら逆転の目も出てくる。
ディフェンスの布陣と、ドロップの動かし方に気を配った。
これでクリープまで伸びきってしまうと手がつけられなくなるだろうから、捕まらないようにドロップでクリープを削ってはユニットを引きつけて逃げる動きが必要だと考えた。
最終的には布陣しておいたマインがうまく刺さったこととドロップが入ったことで運良く逆転できた。


2ゲーム目終了後

ここを勝てたのは非常に大きいと思った。負けゲーを取れた。ザーグマップを取れた。だが2-0からの2-3はよくあることだ。
勝ちを目前にして気持ちが逸ることでプレイ内容が変化することだけは避けなければならないだろう。
変なオールインで一定確率で勝ちをとりにいくのもそれほど効果的とは思えなかったから、
とりあえず「1-1で迎えた3戦目、ここはなんとしても勝って流れを奪いたい」という状況だと思い込もうとしてみたが、十分に落ち着けたとは言いがたかった。


3ゲーム目 Lerilak

いつものピックマップだが、ここまでのゲームを考えると何をされるか恐ろしいものはある。
そう思って開始したが、オバロスピード研究をしつつ3rdがありQueenが多いなどマクロらしき兆候が多く、
遅めのOL Dropの可能性こそ残ったが比較的すぐに不安や警戒は薄れ、こちらから仕掛けてアドバンテージを握ることに集中し始めた。
そこまで効果的なハラスを入れたり致命的なダメージを与えられるわけではなかったが、
なんだかんだでトレードの分がよく、クリープも除去できて悪くない展開ができていると思った。
途中でマルチドロップの入れ方が雑になってメディバックとマリーンをかなりロストしたときはまずいと思ったが、
まだアドバンテージが残っているので気を持ち直していったところでマインがいい具合に入って押せ押せになった。


インタビュー

時間が押したからか事前に台本を見たときとは流れが変わっていて、
台本どおり複数質問があるものだと思っていたため、唯一の質問にとりあえず短く答えたあとに妙な間ができてしまって笑った。


後かたづけ

一瞬「リプレイのリネームやアップロードしなくていいかな」などと余計なことを考えるが、
サイトの不具合でマップキックが完全に終了していないステータスになっていたためリプレイアップロードできないし、
リプレイデータを持って帰るようなUSBメモリなども持ってこなかったので諦める。
HSの選手の試合が控えていたこともあり、とにかく急いで片付けてその場を去ることを優先した。
とりあえず横の席に自分のゲーミングギアなどをどかして席を開けたうえで、忘れ物がないかを改めて念入りに確認する。
その後Detonationの方やJCGの方に求められた写真撮影を簡単に終えて、自分のやらなければいけないことは一通り終わる。
なおこの時Styleさんから受け取っていたデイクラフト賞品のヘッドセットを荷物置場に置き去りにしていたものが消えているという醜態に気づくが
運営側でしっかり拾得物として確保されており事なきを得る。


0:30 帰路

深夜になってしまい終電などもなくなったが、
スタッフの方から送っていきますよというありがたい申し出があり
nazomenさんVaisさんとともに乗せてもらい足早にホテルへ帰還。