SPOTVがSSL 2017の開催を発表しました!

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Summary

詳細

2015年から始まり、GSLとはまた違うセンスの良い演出で好評だったSPOTVの個人リーグ「SSL」ですが、
2017年のWCSシステム公開時にはSSLの名前は無く、多くの人が残念に思っていました。
しかしSPOTV自体は大会を続ける意思があったため、2回のティザー動画公開を経て、今回新しい形式でのSSL開催が発表されました!

概要

2017 SSLは2シーズンが開催予定で、それぞれのシーズンは1部リーグににあたるSSL Premierと2部リーグにあたるSSL Challenge
入れ替え戦にあたるSSL FAST LANEの3つに分かれます。
基本的な大会形式はトーナメントではなく総当りリーグで、多くの試合が複数週に渡って行われる形になります。Premierの総当り上位4人が決勝トーナメントを戦います。
また、選手選抜のためシーズン1のみ予選が行われます。

大会形式

ここからは具体的な大会形式を解説します。

ステップ1 予選(シーズン1のみ)

予選ラウンド1

全戦Bo3の大規模予選を行い、20人を選出します。

予選ラウンド2

予選ラウンド1を通過した20人を4人ずつの5つのグループに分け、それぞれのグループでデュアルトーナメント(GSLグループリーグ形式)を行います。
各グループの上位2人がSSL Premier(1部リーグ)に、下位2人がSSL Challenge(2部リーグ)に進出します。

ステップ2

SSL Premier(1部リーグ)

SSL Premierのステップ2はレギュラーシーズン。
予選ラウンド2を通過した10人が9週間かけてBo3の総当たり戦を行います。
上位4人はプレーオフに進出。1~5位は次シーズンのSSL Premier残留。6~8位は入れ替え戦「SSL FAST LANE」へ。
9位~10位は次シーズンのSSL Challengeに降格します。

SSL Challenge(2部リーグ)

SSL Challengeのステップ2はChallengeのファーストステージ。
予選ラウンド2で敗北した10人が各5人の2グループに分かれ、5週間かけてBo5の総当たり戦を行います。
各グループの上位3人、合計6人がChallengeのセカンドステージに進出。7~10位は完全に脱落し次シーズンは予選からの参加になります。

ステップ3

SSL Premier(1部リーグ)

SSL Premierのステップ3はポストシーズン。
レギュラーシーズン上位4人が決勝トーナメントを戦い、優勝を争います。
準決勝はBo5、決勝はBo7です。

SSL Challenge(2部リーグ)

SSL Challengeのステップ3はChallengeのセカンドステージ。
ファーストステージを通過した6人が5週かけて総当り戦を行います。
1位になったプレーヤーは次シーズンのSSL Premier進出。2~4位は入れ替え戦「SSL FAST LANE」へ。
5位~6位は完全に脱落し次シーズンは予選からの参加になります。

ステップ4(入れ替え戦)

SSL Premier,Challengeともに終了し、ここからは次シーズンのPremier進出枠残り4つをかけた入れ替え戦「SSL FAST LANE」となります。

SSL FAST LANE 第1日目

Premierのレギュラーシーズンの6位~7位とChallengeのセカンドステージ2位~3位の4人がGSL形式のデュアルトーナメントを行います。
上位2人が次シーズンのSSL Premier進出。下位2人はSSL FAST LANE 第2日目に進みます。

SSL FAST LANE 第2日目

Premierのレギュラーシーズンの8位とChallengeのセカンドステージ4位、FAST LANE第1日目の敗者2人の合わせて4人がGSL形式のデュアルトーナメントを行います。
上位2人が次シーズンのSSL Premier進出。下位2人は次シーズンはSSL Challengeに配属されます。

次シーズンへ

次シーズンのSSL Premierは
シーズン1 Premierレギュラーシーズンの上位5人
シーズン1 Challenge セカンドステージ1位
シーズン1 FAST LANE の勝者4人
合わせて10人がシーズン1と同じ形式で戦います。

次シーズンのSSL Challengeは
シーズン1 Premierレギュラーシーズンの9位~10位
シーズン1 FAST LANEの敗者2人
シーズン2 Challenge予選から6人
合わせて10人がシーズン1と同じ形式で戦います。

賞金・WCSポイント

SSL Premier

  • レギュラーシーズン

一戦(Bo3)ごとに100万ウォンの賞金がついており、2-0だと勝者が80万、敗者が20万。2-1だと勝者が70万、敗者が30万を得ます。

  • ポストシーズン

優勝:1000万ウォン+1500WCSポイント
準優勝:500万ウォン+1050WCSポイント
3~4位:200万ウォン+675WCSポイント

SSL Challenge

  • ステージ1

一戦(Bo3)ごとに30万ウォンの賞金がついており、勝者が20万、敗者が10万を得ます。

  • ステージ2

一戦(Bo3)ごとに50万ウォンの賞金がついており、勝者が30万、敗者が20万を得ます。

おわりに

非常に複雑な大会形式ですが、皆さんもうすっかり分かりましたよね。
今大会は一発勝負のトーナメント!ではなく長期間のリーグ戦が基本になるため、選手に定期的にプレーする機会と準備する機会が与えられ、
一戦一戦にも賞金が出るため継続してプレーするモチベーションを湧き起こしやすいように感じました。
プロリーグがなくなって定期的にプレーする機会が失われた韓国SC2シーンでしたので、この大会形式はまさにぴったりだと思います。
GSLと合わせて、毎週の楽しみが増えましたね。開幕を楽しみに待ちましょう!

コメント

完璧にわかりました。ありがとうございます。
-- Lapack (トーク) 2017年3月2日 (木) 23:59 (JST)