19/3/12 Community Updateが公開されました。

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詳細

IEM KatowiceはsoOの念願の優勝で幕を閉じましたが、バランスについての議論も深まってきているようです。
今回も実装を前提とした調整案が出てきています。問題がなければ、3/25にはライブ環境に適用したいとのことです。

Nydus Worm

  • 出現中のNydus Wormのアーマー:5→3に減少。

IEMは勿論、GSLやWESGなどでも大活躍中のNydus Wormくん。この世の春を謳歌しています。
中盤以降の瞬間移動ツールとして相手を振り回すことに使われるという開発チームの意図した使われ方も見られる反面、
2ベースのオールインに用いられることがほとんど、というのも事実でした。
出現するNydus Wormにすぐ気づくことができたにもかかわらずストップできない、というシーンもそれなりに見られたため、こらいかんということで出現中のアーマーを3まで減らすことにしたようです。
この調整によりワーカーの攻撃が2ダメージ入るようになったり、攻撃回数が多いZerglingMarineなどで破壊しやすくなります。
オールイン性能は間違いなく落ちることになるでしょう。心配なのはこれでまた全く使われなくなってしまうことですが・・・

Forge,Cybernetics Core

  • Level1アップグレードにかかる時間を15秒増加。
  • Level2アップグレードにかかる時間を18秒増加。
  • Level3アップグレードにかかる時間を22秒増加。

現在全種族のすべての攻撃・装甲アップグレードはLevel1が114秒、Level2が136秒、Level3が157秒となっています。これをプロトスだけ伸ばしてしまおう、という調整案です。
基本的にはTvPを意図した調整で、テランがコストも少し安くChrono Boost.pngChrono Boostもあるプロトスにアップグレードでついていけず、厳しい戦いを強いられているのではないかというものです。
この調整により、以前と同じ時間で終わらせるにはChrono Boost.pngChrono Boostを2回ほどかけなくてはならなくなります。
プロトスがアップグレードでテランに有利を取る時間が短くなる調整になるのは間違いないでしょう。特にGatewayユニットとImmortalを主体として戦うスタイルに大きな影響を与えそうですね。
アップグレードの調整は歴史的に見てもインパクトが強いため、この変更に対しては今後注視していくということも述べられています。