12/8 バランスアップデートが適用されました。
目次
Summary
- http://us.battle.net/sc2/en/blog/20399161/legacy-of-the-void-balance-update-december-8-2016-12-8-2016
- 予告されたとおり、Cyclone,Hydralisk,Viper,Immortal,Tempestが変更されました。
詳細
以前のCommunity Feedback Updateで予告されたとおり、複数のユニットに変更が入りました。
テランのメックを有効にしたかった大規模デザイン変更ですが、ここまではあまりうまく行っておらず、そのテコ入れと言っても良さそうです。
テラン
Cyclone
- 対地攻撃の射程が4→6に増加。
- 対地攻撃の最低スキャンレンジが6.5に変更。
- 「Mag-Field Launcher」のアップグレードが削除。
大規模バランス変更直前に入ったCycloneへの変更がまるまるキャンセルされる形となりました。
この性能のCycloneはプロトスにとってはかなりの脅威であったため、プロトスはその対策を強いられそうです。
ザーグ
Hydralisk
- 「Evlove Grooved Spine」(射程＋2アップ研究)が削除され、「Muscular Augments」(移動速度アップ研究)に射程＋1アップ効果が追加された。
射程＋2アップがプロトスやメックに対してかなり脅威であったことから入った変更です。
結果として大規模変更前のHydraliskにクリープ上の移動速度アップが付いた状態になっています。
Community Feedback Updateでは一旦この状態にした上で別のbuffを考えたいとのことでしたが、まずはこの状態で様子を見ることになりそうです。
現在Zにとって脅威なCarrierへの対抗手段が弱体化することへの懸念も出ていますが・・・
Viper
Blinding Cloudスキルの効果時間が10s→6sに削減。
Hydraliskと合わせてメックキラーだったViperですが、Siege Tankを置物にするこのスキルが弱体化しました。
Hydraliskの弱体化と合わせると、Zにとってはメックがかなり脅威になってくるのではないでしょうか。
その他の種族に対してはそこまで使われていなかったため、vs メックを狙い撃ちした調整といえるでしょう。
プロトス
一般
- Tempest,Dark Templar,Immortalのサブグループ内での優先度が変更。
後述するスキルの削除に合わせたものと思われます。
Immortal
Barrierスキルがパッシブアビリティ化し、クールダウンは43秒から32秒に変更。
プロトスのアクティブスキルを減らす第一歩としての調整です。ずっとオートキャストにしていた人にとっては、クールダウンが減ったのでバフと言っても言い過ぎではないでしょう。
プロプレーヤーでも最序盤以外はオートキャストになっていたようなので、基本的にはバフなのではないでしょうか。
Tempest
- 「Disruption Blast」スキルが削除。
- 対地攻撃射程が8→10に増加。
- 対地攻撃ダメージが35→40に増加。
スキルが追加されたTempestでしたがそこまで使われておらず（そもそも対メックを想定したスキルだったが、メック自体が微妙だった）
プロトスのアクティブスキルを減らす要員として使われることになりました。
現状ほとんど使われていないため、メタにどういう影響を与えるかは不明です。
全体的にTが特をするパッチになったと言っていいでしょう。Zは大規模変更で大活躍していたHydraliskが弱体化するため、適応に時間を要しそうです。
