10/21 Community Feedback Updateが公開されました。

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Summary

詳細

バランステストマップの変更

先週提案されたいくつかの変更がテストマップに実装されています。

Siege Tank

  • Siege Mode時の攻撃間隔を2.0s→2.14sに変更

ダメージ増加が強すぎるというフィードバックから入った変更です。先週2.8sなどと言っていたのはBlizzard Timeだったようですね。

Swarm Host

  • Locustの攻撃ダメージが12→10に変更

がっつりとnerfが入っていますが、本当に強いんでしょうか…?

Tempest

  • 対地射程が6→8に増加。
  • Disruption Sphereスキルが廃止、Disruption Blastスキルが追加。
  • Disruption Blast:4秒間チャージした後、指定地点付近の敵ユニット及び建物を7秒間スタンさせる。スキル射程は10、効果範囲は1.95、クールダウン43秒。

一定範囲にダメージを与え続けるDisruption Sphereが廃止され、よりゾーニング能力に注力したスキルが導入されました。
効果範囲はPsionic Storm.pngPsionic Storm(1.5)より大きく、Banelingの爆破範囲(2.2)より小さいといった所です。1体ではそうでもないですが、4,5体が続けて打てば篭っている相手には強そうですね。

Cyclone

議論の結果、CycloneはLiveバージョンに戻すのではなく、現在テストしているバージョンのほうがメックプレーに役立つと判断されたようです。個人的には残念ですが
よりよいメックプレーが生まれるといいですね。

Factoryユニットの対空攻撃について

テランがメックに進んだ場合、現行のテストマップで問題になるのは対空攻撃の弱さです。Cycloneの対空は豆鉄砲ですし、Thorは強力な対空を持ちつつも出てくるのが少し遅いためです。
これに対してCycloneの対空をもっと強くすべき(LiveバージョンではCycloneが序盤の対空をかなりこなします)という意見があるようです。
これに対して開発側はメックの対空は基本的にThorが担うべきで、その理由は中盤以降のメックは強力で大きくしかし遅いユニットが中心であるべきだから、と述べています。
機動力のあるバイオに対して機動力の無いメックという対比です。機動力のあるCycloneが対空をメインで担ってしまうのではバイオと変わらなくなってしまう、ということのようです。
飛んできたミュータに対してスティムを打ってあるいはCycloneで急いで駆けつけるのではなく、適切な位置にThorを配置しておいて守るのがメックであるべき、ということですね。
個人的にはヘリオンサイクロンの機動力の高いメック構成は好みだったのですがBlizzardとしてはあまり好みでは無かったのでしょうか。
とはいえCycloneの対空がbuffできないというわけではなくメックの対空攻撃の中心になりさえしなければいいので、何らかの調整を試してみたいとのことです。

Ultraliskについて

Lotv開始当初から多く言われてきたUltraliskのアーマーについに調整が入るかもしれません。
開発側は以下のような調整を考えているとのこと。

  • Ultraliskの基礎アーマーを1上昇させ、Chitinous Plating(装甲アップ研究)による装甲上昇値を4→2に減らす

これでUltraliskの最高アーマーはLiveバージョンの1+3+4=8から2+3+2=7に減少することになりますね。

韓国からのフィードバック

ずーーーーっと韓国プロ及びコミュニティが言っていることですが、やはり「Lotvは難しすぎるので難易度を下げること」「ハラスが強すぎるので有用性を落とし、ゲームのスピードを落とすこと」
のフィードバックが来ているようです。海外コミュニティからはここにそこまで言及が無いだけにゲームに関する考え方の違いが面白いですね。
「簡単にすること」に関しては、これもまた開発が何度も言っていることですが、「SC2の販売本数やプレー人口を増やすことは最大目標ではなく副次的な目標だ」と述べています。
SC2は勝敗全てがプレーヤー一人にのしかかって来る今では珍しいゲームです。開発は意図的にスキルセーリングを高くし、より打ち込んだプレーヤーとそうでないプレーヤーの差が
明確に出るようにしたいという思想のようですね。
ハラスに関しては開発側も強力すぎたと思っているようで、テストマップでAdept,Warp Prism,Tankvac(廃止)の有用性を下げたり、防御手段の有用性を上げたりしている他、
今後も特定の問題に対して適切に調整を入れたい、今はそれを試す最も良いタイミングだと考えているとのこと。